*習い事を一つにしぼるなら=ピアノ
*12歳までに習わせると良い習い事=ピアノ
ピアノが子供の脳に良い影響を与えることや、高齢者の認知症予防になることが、メディアで頻繁に紹介されるようになりました。
脳科学者として全国的に知られる澤口俊之先生(人間性脳科学研究所所長、武蔵野学院大学・大学院教授)は、
「ピアノ演奏は驚くほど脳に良いのです。ピアノが脳を発達させるという実証データはたくさんあります。たとえば学習塾、英会話、習字、スポーツ系など、ほとんどの習い事においてHQ(人間性知能)はほぼ変わりませんが、ピアノだけ突出して高いです。
HQはワーキングメモリ(HQの中心となる脳機能。情報を一時的に保持しつつ活用して答えを導く働きがある)、一般知能、自己制御、注意力などを含んでいます。
またピアノは夢を持つことにも寄与します。夢を持って努力することはとても大事です。幼少期に夢を持っていると、大人になってから社会的に成功している人が多い。
さらに、ピアノの稽古は問題解決能力を向上させることが証明されています。おそらく、ピアノは両手で微妙に違う指の動きができることと、譜面を先読みして覚えて後追いしながら弾くことが主な理由だと考えられます。」
と述べています。
ピアノで脳の構造が良くなるのは間違いなさそうです。